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Story of DEATH NOTE SHOW

【あらすじ】

 を裁くのに疲れ飽きた死神リュークが死神界から一冊のノートを落としてみたことがきっかけとなり話が始まる。
 の中に不満を持つ一人の天才高校生、夜神月(やがみ らいと)はある日一冊のノートを拾う。このノートこそが死神リュークの落としたデスノートである。ノートに名前を書かれた人は40秒後に死ぬというルールが書かれてあったが、ライトは全く信じていなかった。家に持ち帰りテレビを見ていると、保育園に立てこもった凶悪犯「井川直樹」の事件がたまたま顔写真付きの実名報道として生中継されていた。試しに彼の名前を書いてみたところ、40秒後、テレビの中で本当に井川は死んでしまった。これをきっかけにノートの力を信じ、犯罪のない世界をデスノートを使えば作れるのではないかと、罪人や起訴されなかった人達を裁き続けた。一方1日の中で何人もの罪人が心臓発作で次々と死んでいくことを不審に思った警察は捜査本部を立ち上げ名探偵L(エル)に捜査を依頼する。その頃世間では「悪い人を裁いてくれるキラ(killerより)という神様がいる」という信者が増え始めていた。Lは全国同時中継をうたう番組の中で自身の顔と名前を晒してキラを挑発する。挑発に乗ったキラ(夜神月)はLの名前を書き、殺害を実行したのだが、テレビに映っていたLと名乗る者はLではなかった。しかもその放送は全国同時中継ではなく時間差をおいて各地方で放送しているものであったため、日本の関東圏に住んでいると特定され、今までの殺人発生の時間帯からも学生であるということまで絞られてしまった。夜神月の父親である警視総監の夜神総一郎はキラ特別対策本部の局長であり、月は父親のパソコンにアクセスすることで警察の内部情報を得ていたのだが、一方でLも警察内部の人間か警察に関われる人がキラだろうと推測し、夜神月を怪しみはじめた。
 まで人前に姿を現さなかったLは、捜査本部の人に顔を見せて直接会うことを決断。そして、夜神月を尾行していたFBI捜査官のデーモン・スピンクスが電車に飛び込み自殺をし、また同日に日本に送り込まれたFBI捜査官全員が心臓麻痺で死亡したことをきっかけに、Lは彼への疑いを更に深めた。
刑事の誰もが夜神月はキラじゃないと主張する一方で、まだ彼を怪しいと疑い続けるLは月と同じ大学に入り、そこで自分がLであると月に名乗り出た。更にLは「夜神君もキラ捜査に協力してほしい」とまで月に伝える。月はキラ捜査に加わることになるのだが、ある日捜査本部のもとにキラと名乗る者からのビデオが届く。

 かしその文面からも明らかに今までのキラとは別人であると推測でき、第二のキラが存在するということで捜査を進めることになる。第二のキラの正体はミサミサとの愛称で親しまれるアイドルであった。ミサは日頃からストーカー被害に悩んでいたのだが、そのストーカーやミサの両親を過去に殺害し不起訴になった犯人が心臓麻痺で死んだことから、キラが殺してくれたと信じ、キラ信者になる。とある死神から第二のデスノートを受け取ったミサはキラに接触しようとし死神と一つの取引をする。彼女は自身の寿命の半分を差し出したことで”死神の目”と呼ばれる「顔を見ただけで相手の名前を知ることができる能力」を手に入れた。ミサはその目の力を使いキラを見つけ出し接触に成功した。

 はミサの力を利用しLを見つけ出そうと計画をする。ミサはその目を持ってLと接触することに成功したのだが、ミサはすぐさま拘束・監禁されることになってしまった。拷問に耐えられなくなったミサは自ら「私を殺して」と彼女にとりつく死神のレムにお願いする。見兼ねたレムはミサにノートの所有権を放棄させるように言い、ミサは同意。そして拘束されたままのミサを助けるため、ライトの部屋にリュークとレムが集まって作戦会議をする。その作戦の内容はレムが自身のノートにLの名前を書くということであった。しかし死神界には「特定の人間を救うためにノートを使ってはいけない」という鉄の掟があり、そのルールを破ってしまうと死神は砂となって消えてしまうのである。

 たしてエルと月のどちらが勝負に勝ち、誰が最後に生き残るのだろうか。新世界の神は現れるのだろうか。そして、正義はどこにあるのだろうか。

©  HOSEI University ESS WINTER PERFORMANCE 2019

DEATH NOTE The Winter Performance Lady L

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